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2019年を実りある1年にするのにおすすめなアプリ3選ーその3


2019年、平成最後ということで、色んな目標や計画を立てている方も多いのではないかと思います。体重のコントロールすることや早起きすること、新しい知識や技術を身につけること・・・。おすすめアプリ第三弾、完結編です!

③フードシェアリングアプリ「TABETE

2019年というか、これからぜひもっと知られて欲しいという想いでご紹介するのがこちらのアプリ。ガイアの夜明けなど、多くのメディアでも取り上げられるている国内初のフードシェアリングサービスです。

  • おすすめポイント1:社会問題について考えるきかっけになる

皆様は「食品ロス(フードロス)」についてご存知ですか?私は薄々気になっていたものの、食品を取り扱う事業者になるまでは恥ずかしながら詳しくは知りませんでした。

食品ロスとは、まだ食べられるけれど廃棄している食べ物のことです。多く作りすぎてしまったり、消費期限や賞味期限が来てしまった食べ物を捨ててしまうことで食品ロスは発生します。お節や恵方巻き、クリスマスケーキがシーズン後に廃棄される映像を見て心を痛めたことがある方は多いと思いますが、実はこのような廃棄は、シーズンに限らず日常的に繰り返されています。

食品業界には、賞味期限の3分の1までを小売店への納品期限、次の3分の1までを消費者への販売期限とする「1/3ルール」という商習慣があります。たとえば、賞味期間が6カ月の食品ならば、製造してから2カ月以内に小売店に納品しなければならず、次の2カ月のうちに消費者に売る必要があります。その期限を過ぎると、返品や廃棄処分となってしまうのです。十分に食べられるので勿体無いですね・・・

私たちが扱っているのは輸入菓子。ヨーロッパで作って、日本に運ぶまでに時間がかかります。飛行機で運べば速いですが、コストが上がり、お客様へお届けできる価格が上がってしまいす。でも、船だと時間がかかるので、ついには納品期限が過ぎて売れなくなってしまう・・・余らないように1回に輸入する量を減らせばいいのですが、工場で働く方の環境や原材料の賞味期限、機械の生産力など様々な要因で、1回に作る量はある程度よりは減らせません・・・自然食品を輸入し、売るって、本当に大変なんです!(すみません、愚痴です)防腐剤や保存料を大量に使っている商品の方が安価で出回りやすいのは、こんな背景もあるのではと思います。

このように食品業界の悪しき商習慣が食品ロスの一員であるのは間違いないですが、ただ、ご存知いただきたいのは、意外にも年間の食品ロスの半分は家庭で起きているということ。特売品を買い込んでしまって忘れる、冷蔵庫に何があるかわからなくなる、料理を作りすぎる、賞味期限に敏感になりすぎるなど・・・そもそも「1/3ルール」が生まれたのは、スーパーで商品棚の奥から賞味期限が1日でも先の食品を取るといった消費者の行動だったりもします。私も過去にはやっていたことなので大いに反省しています。賞味期限は短めに設定されていることが多く、保存方法を守っていれば、多少の日にちが経っても食べられるんです。

政府広報オンラインによると、日本では年間で約632万トンの食品ロスが発生しているとあります。食料消費は全体として約2800万トンとあり、食品ロスは約23%、1/4近いことにあたるのです!

2014年の世界の食料援助料は320万トンなので、援助しているより廃棄している食品の方が多いことを考えるとなんとも哀しいですね。

  • おすすめポイント2:社会問題の解決に貢献できる

そんな食品ロスを解決するために作られたのが「TABETE」になります。

TABETEは、飲食店のまだ食べられる食材」を閉店時間などの理由で「廃棄」しなければならない時、「通常より安く」TABETEを使って出品することで、買い手が見つかり、食品ロスを減らすことを目指した仕組みです。

  • お店:廃棄削減、売り上げUP /コスト削減、ブランド力UP、新規顧客獲得
  • 食べ手:手軽に社会貢献、新しいお店を発見するきっかけ、おししい料理を安価で購入できる
  • 地球・環境・社会:食品ロスの削減、エネルギー効率アップ、市民の社会的意識向上

と、ポジティブなサイクルが出来上がります。

  • 食べ手の月額利用料・・・無料
  • 飲食業者の出品費用・・・無料(手数料・・・売価の35%*5%は活動団体に寄付)
  • 決済・・・クレジットカード(ユーザー側)

事業者にとっては手数料がやや高めなのがネックかもしれませんが、それでも捨てるはずだったものが売れて収益にもなります。最近はTABETEと似たサービスでありながら、単品購入ではなく月額1,980円のサブスクリプションモデルとなっている「ReduceGo」や、その関西版とも言える「FOODPASSPORT」などがあるようなので、自分のライフスタイルに合ったものを選ぶのが良さそうですね。

  • 他にもあります、食品ロス削減に取り組む方法

当社は直販の小売店がないので、上記のようなサービスに残念ながら参画できませんが、「フードバンク」を活用するようにしています。包装の破損・余剰在庫・終売商品といった飲食には影響のない問題で流通ができない食品や余剰となっている食品を企業などから寄付を募り、必要とする人々に無償で提供する活動をフードバンクと呼びます。アメリカでは1967年から開始されており、日本でも2000年以降からフードバンクの活動が取り組まれるようになりました。

SECOND HARVEST(セカンドハーベスト・ジャパン)は、10年以上に渡って食品ロスの削減と食料の供給に関する活動を行なっているNPO法人です。フードバンクの活動を行う代表的な団体と言えるでしょう。食料を提供する支援者とそれを必要とする人々を結ぶ幅広い活動を行なっています。

食品ロスの解消に対する取り組みは食糧不足の解決や、未来へと続く持続的な食のサイクルを実現するためにとても大切だと思っています。今回ご紹介したアプリは、食品ロスに対して、効果を発揮する一手だと思います。

ただ、使える地域が限定されている、加盟店が少ない(私たちのように加盟できない事業もある)、などサービスが日常的に利用されるようになるためにはまだ課題も残っています。一人でも多くの方が、個人単位でも食品ロスに対して意識を持つことが、まずは大事だと思っています。

2 Comments

  • Reply 山本 at

    アプリ全部ダウンロードします!
    とっても勉強になりますし、社会の見方やアプリの見方も変わり、自分の毎日も変わってきました!

    いつもありがとうございます!

  • mariina
    Reply mariina at

    読んでいただき、コメントまでいただきありがとうございます!
    少しでもお役に立てたなら嬉しいです^^

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