最新のファッション・ビューティトレンドを配信しているVOGUEによると、2016年春夏のビューティトレンドとして注目なのが、ベースメイクを「ジム肌」「ジム・スキン」に仕上げることだそうです。
スッピン風のヌーディ仕上げの肌はもはや定番ですが、今季も肌は何も塗っていないかのような素肌感が重要で、かつ内側から発光しているような艶もマスト。人工的な光感ではなく、ジムで運動した後、にじむ汗が光輝いているようなヘルシーかつフレッシュな仕上がりが求めてられているとのこと。
実際にファッションショーのモデルたちのメイクアップを見てみると、
ヴィクトリア・ベッカム:ほんのりと上気した血色感のある頬の高い位置、おでこや鼻筋に光(ツヤ)を持たせ、全体に立体感を与える肌。ナチュラルでありながらも意思を感じさせる太眉。
ヴェルサーチ:メイクをしっかり作り込んでいるイメージとは裏腹に、ナチュラルな肌。マスカラでまつ毛をしっかり立ち上げ、ノーメイクっぽく見えないよう工夫しています。
エマニュエル ウンガロ:派手なファッションのスタイリングを際立たせるのに、ソバカスさえも見える究極の薄づきベースメイクを採用。随所に艶が仕込まれており、ヘルシーな印象に。
ステラ マッカートニー:マットな質感のなかにちょうどいい艶めきを持ち合わせたグロウ肌で立体的な仕上がりに。眉はナチュラルでありながらキリリと、リップには艶をプラスして、ハッピーオーラ漂う健康的な印象のメイクアップ。
参考・画像出典:vogue
実際に運動をすると美肌になれます。身体的な活動は成長ホルモン分泌が高め、肌の新陳代謝を促進するからです。
肌の新陳代謝は「ターンオーバー」と呼ばれ、肌が約1ヵ月の周期で新しい細胞に生まれ変わる働きのこと。身体的な活動、つまり運動が不足していると、血流が滞り、新しい細胞を作り出すための栄養が身体の細部まで行きわたらず、ターンオーバーの働きが低下してしまいます。代謝が低下すると、肌には老廃物が溜まっていき、吹き出物やくすみなどの肌トラブルの原因になります。身体を動かして成長ホルモンを盛んに分泌して、ターンオーバーを整えれば、トレンドの「ジム肌」を真の意味で「ナチュラル」に作ることができるわけです!
やはり運動している健康的な人はフィットで、美しいということですね。
Photo credit: adifansnet via Visual Hunt / CC BY-SA
No Comments