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ハンドソープに殺菌・抗菌作用はいらない!?


そろそろ涼しくなってきて、風邪を引きやすい時期になってきました。帰宅後の手洗い・うがいは欠かせませんね。

では、その手洗いでは殺菌・抗菌効果のあるハンドソープを選んだ方がいいのでしょうか?

そんなことはないようです。

Journal of Antimicrobial Chemotherapy (抗菌剤治療ジャーナル)に、殺菌効果は、ハンドソープの殺菌作用のあるなしには関係ないということがわかったと発表されたのです。

シャーレを使った実験でも、人の手を使った実験でも、 殺菌効果が発揮されたのは、菌がトリクロサン(石鹸、シャンプー、歯磨き等、医薬部外品で殺菌作用をうたっている物に使用されることが多い殺菌成分)に9時間以上浸っていた場合だけでした。9時間も手を洗い続ける人はいないはずなので、ハンドソープに殺菌剤が入っているか否かは関係ないということになります。それよりも、重要なのは、ソープが手全体−手のひら、手の甲、指の間、爪の奥−に行き渡るように20秒以上しっかり洗って、お湯で流すということです。

トリクロサンは抗生物質耐性(抗生物質が効かなくなること)に関係し、さらに筋肉機能を害し、季節性のアレルギーの発症率を高める可能性があることが示唆されています。さらに、トリクロサンは、微生物や紫外線によってダイオキシンに分解され、発がん物質なる可能性も指摘されています。

アメリカ、ミネソタ州では、2017年1月からトリクロサンを含む衛生商品販売を禁止する法律が施行されることが決定したほど。

要するに、風邪を防ぐためには、必要以上に「殺菌」「抗菌」製品を使うよりも、日頃から水での手洗い・うがい、健康的な食事と身体づくりを心がけるのが一番だということですね。

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