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Masaki Akamatsu


fitnessinlife.comは、”fitness”(フイットネス)の本来の目的である「調和のとれた人生、悔いのない生き方」のために料理、音楽、絵画、演劇、ダンス、格闘技、ボディービル・・・など全てのエッセンス(要素)が繋ぎ合う、「感性」に働きかける何かを見つけるための情報共有の場であってほしいと願い発足したサイトです。そして、他の人の感性に働きかける何かを体現するのは「人」。ここでは、そんな「fitnessな人」を紹介させていただきたいと思います。

【ストレッチトレーナー/ダンサー/ダンスインストラクター 赤松昌樹さん】

ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」のストレッチトレーナーである傍ら、HipHopダンスチームHunky-Dorysに所属し、西東京中心のクラブで売れっ子ダンサーとして活躍。さらにはダンススクールのインストラクターとしても幅広い年齢層に向けた指導に当たる。赤松昌樹さんは、一度会えば二度と忘れられないようなキラキラとした存在感を放っている。礼儀正しい、かつ軽快な関西弁で誰とでも何気ない話で場を盛り上げるが、仕事やダンス、身体の話となると真剣なまなざしに変わり、誇りと熱意、責任感を感じさせる。

IMG_9153_Fotorストレッチトレーナーをどんなお仕事だと捉えていらっしゃいますか?
基本的にはお客様の「改善」。心と身体のケアです。
 
心?
はい、「心身相関」って言葉がありますが、心の疲れは身体に影響します。両方健康にしてバランスをとることが大事なんです。身体が軽くなると行動力がついたり、身体のコントロールができれば心もコントロールできる、心に余裕ができるんです。ストレッチを通してその人の人生がかわればいいなって思っています。

そういう風に思うようになったきっかけが?

自身の経験です。この仕事をはじめてから身体づくりの大切さが本当によくわかりました。ことにダンスにおいては、身体の可動域が広がったり、疲れにくくなったり、身体の使い方で今まで知らなかったことを知れました。パフォーマンスが向上しましたし、踊っているときに余裕が出るようになったんです。

施術で心掛けていることは?

お客様に「気づいて」いただき、「意識」していただけるようにしています。単にストレッチで固い筋肉を伸ばしていくのではなく、まずは軽擦やムーヴィングなどを取り入れて、お客様と筋肉の状態を確認し、その部位を意識していただくことからはじめ、その後ストレッチに入っていきます。心のケアとしては「呼吸法」の指導を取り入れています。

IMG_9121_Fotorどんなお悩みが多いんでしょうか?

やはりデスクワークが主な原因で、肩こり・腰痛・首こりが圧倒的に多いですね。なので、胸やお尻のストレッチをさせていただくことが多いです。

では、ご自身の身体づくりで気をつけていることはありますか?

食は大切ですね。タンパク質、ビタミン、ミネラルなど栄養バランスを考えて野菜を多く摂るようにしています。とはいっても時間がないので手早く野菜炒めを作るくらいなんですがw 仕事は日中で、ダンスは深夜にショーがあったりして、生活リズムがどうしても不規則になるので、就寝前に1時間はストレッチをして身体のケアをするようにしています。

1時間も!?嫌になったりしないんですか?

自分のために必要なことですし、これが自分の身体に合ったライフスタイルだと思っているので億劫になるとはないです。

赤松さんはご自身のお考えをすごくしっかりお持ちのように感じるのですが、どんなことからインスピレーションを受けていらっしゃるんでしょうか?

社長のブログを読んだり、スタッフ間でのやりとりは刺激になりますよね。最近は読書も好きですし、後は、やっぱりR&BやHIP HOPなどの音楽からも得るものが多いです。後は子供達。

子供達?

子供達にダンスレッスンをしているんですが、彼らの発想力の大きさには驚かされます。例えば1つの課題を与えたときに、自分じゃ絶対思い浮かばないようなアイディアが出てくるんです。面白いですし、そういうのがまた自分のダンスや仕事でもインスピレーションの源になっている気がします。

IMG_9268_Fotor将来の目標は?

とりあえず数年以内に結婚したいですw やっぱり子供が好きなんで。ダンスについては今年1年が山場かなと思ってるのでやれることを最大限やるのみ。そして、ストレッチトレーナーという仕事を極めていきたいんですが、さらにはそこで自分が学んだことをダンスシーンへ浸透させたいという想いがあります。ダンサーは意外に身体づくりやケアに無頓着な人が多いんですよね。実際自分もそうでした。でも、ダンサーは見られているっていう意味でも身体づくりは必要なことですよね。ダンスの世界でも、痩せているのがかっこいいんじゃなくて、海外みたいにがっつり鍛え上げられているのがかっこいいってなってほしいです。鍛える+ケアするのが当たり前ってならないと、動けない人、体調崩す人が増えちゃうのではと不安です。ダンサーなりの鍛え方、ケアの仕方を発信していきたいです。ダンサーであり、この仕事をしているから。

素晴らしいですね、応援しています!

 

Drストレッチ 多摩センター店の店長さんや同僚の方にも赤松さんについて伺ったところ、「ムードメイカー」「ストイック」などのキーワードが挙がりました。赤松さんに会ってから諦めかけていたストレッチを継続することを決めた、というお客様もいらっしゃったとのこと。赤松さんとお話させていただいてそのお客様の気持ちがよくわかる気がしました。赤松さんには周りの人の想像力を広げ、自信とモチベーション引き出す力があるように思いました。赤松さんにはなぜそれができるのか。ーきっかけはダンス。そこから身体のスペシャリストへ。そしてそれを体現し、さらには共有することでまた新しい何かに出会う。ー 言葉ではうまく表現できませんが、”fitness”ってまさにこういうことなのでしょう。引き続き彼の活躍を見守り応援するとともに、身体が固まったと感じたときには助けを求めに伺いたいと思います。

 

Hunky-Dorys
FACEBOOKページ:http://www.facebook.com/pages/Hunkydory/606270939485882
*赤松さんa.k.a「マーボー」はグレーキャップ+白のベースボールシャツ
 

Drストレッチ 多摩センター店

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