”Clean Eating (=美しくたべる)”とはどういうこと?ケイティ・ペリーやグヴィネス・パルトロウなどのセレブが取り組んでいるとして聞いたことはあるかもしれませんが、具体的に何を指し、カラダにどういいのでしょうか?
“Clean Eating”とは実はとてもシンプルです:なるべく食品を「本来の状態」で食べましょう、「ちゃんとした食品」を食べて健康でハッピーに暮らしましょうということです。
”Clean Eating”は、朝バナナダイエット、バターコーヒーダイエット、ココナッツオイルダイエット(懐かしい・・・)や、糖質制限、カロリー制限など、何かを集中的に摂取しようとか削減しようという食事法ではなく、ライフスタイルそのもの、もしくは口にする食物を選ぶ際の指針のようなものを指します。
まず、「本来の状態」で「ちゃんとした食品」を選ぶということは、下記のようないわゆる「超加工食品」を避けるということです:
- 万人受けする味、口当たりを追求して、砂糖や油、塩をふんだんに使用して作られたもの(いわゆるファーストフード・インスタント食品)
- コスト・生産量・味などを追求して、本来とは違う形で育ったもの(遺伝子組み換えされた野菜や穀物、大量飼育された家畜)
- 研究室で人工的に生成されたもの(成分表に載っている、読みにくい名前のアレら)
- 残さない
いただいたものを残さないということは、食べ物への感謝を示す方法でもあります。例えば、野菜なら皮、根、種も食べるれます。実は普通は捨ててしまう部分に栄養が詰まっていることも。魚だって調理法によっては頭の先から尾びれの先まで食べられるはず。
- 量に気をつける
カロリーや糖質制限することにとらわれるのではなく、自分に必要なものをしっかり食べるということです。残さないようにすると、栄養素をしっかり摂ることができるので、自ずと量を食べる必要なくなります。
- 食事の時間を楽しむ
出来合いの加工食品を食べる代わりに、キッチンで調理すれば、素材の栄養素を最大限生かすことができます。難しいことする必要はありませんが、自分の体調に合わせたものを作って、お気に入りのお皿に盛って、しっかり噛んで食べる。ハッピーになります!
- 自分に厳しくしすぎない
例えば、「グルテンフリーしか食べない」「甘いものはなし」などと厳しくルールを作ってしまえば、現代社会の中で生きるのはとても難しくなってしまいます。友達と食事していても相手を嫌な気持ちにさせてしまう可能性もあります。自分に厳しくしすぎずに、選べるなかで最善の物を選ぶようにするって気持ちでいるので十分効果があるはず。無理をして難しい顔をして食べるのは、美しい食べ方ではないですね。
日頃からちょっと心がけるだけで実践できそうな”Clean Eating”は、「食べること」の本質を説いているようにも思います。
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