Nutrition

朝たんぱく質を摂って痩せやすい身体に


おはようございます。いきなりですが、みなさま朝ごはんに何を食べていますか?

1日の摂取カロリーを抑えたいという理由で朝ごはんを抜くという人も多いようですが、今まで様々な研究で朝食を抜くことによる身体への弊害について述べられています。

では、朝食には何を食べればいいのか? International Journal of Obesityに掲載された論文にその答えがありました。

この論文によると、朝にしっかりたんぱく質を摂ることで、1日の摂取カロリーを最大400kcal減らせて、さらに脂肪燃焼を促進させることができるというのです。

この論文の研究では、若い肥満の成人を朝食の異なる3つのグループに分けて、12週間にわたって観察しました。3つのグループとは、①朝食を抜く、②たんぱく質13gを含む350kcalの平均的な朝食をする、③35gのたんぱく質(=卵約6個分)を含む350kcal の高たんぱく質の朝食をする、というものです。①や②のグループの人は、③のグループの人に比べて1日に計400 kcalも多く食事をし、1日を通して空腹を感じることが多く、体脂肪も増えたということでした。

ではなぜ朝のたんぱく質の摂取量でここまで違いが出るのか?

ミズーリ大学、栄養と運動の生理学のHeather Leidy (ヘザー・レイディ)助教授は、これは血糖値のコントロールによるものだと言います。③のグループの人の血糖値は基本的に安定していました。血糖値が安定すれば食欲が抑えられ、身体組成が改善します。その後の研究で、朝に摂るたんぱく質が24から30gであれば同等の効果が得られることが分かったとLeidy教授は言っています。

日本の朝食日本の伝統的な朝食の、納豆、豆腐の入った味噌汁と焼き魚、出し巻き卵、白米。実はたんぱく質をしっかり摂れる素晴らしい食事ですね!

時間がなくて、まずはしっかり朝ごはんをとる、そしてその際はたんぱく質を意識するのがメリハリのある身体へのフィットな近道!

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