Nutrition

冬こそ摂りたいココナッツの栄養


ココナッツオイルやココナッツウォーターについて、美容や健康効果が高いと、雑誌やテレビなどでも耳にする機会がよくありますよね。エナジーオーツスナックの「チェリーココナッツ」にも入っている「ココナッツフレーク」にも素晴らしい効能があるので、ご紹介します。

ココナッツフレークとは

coconutココナッツの殻をむいた中にあるココナッツの果肉は、「固形胚乳」と呼ばれるものです。若いうちはその部分が少なく、柔らかくてほぼゲル状ですが、熟すにつれ少しずつ硬くなり、量も増えていきます。この熟した実を乾燥させ、フレーク状にしたものがココナッツフレークです。

細長くカットしたものを「ココナッツロング」、更に細かくして粉末状にしたものを「ココナッツパウダー」と呼びます。

ココナッツフレークの栄養素

熱量 668kcal
脂質 65.8g (うち飽和脂肪酸のラウリン酸:28g)
たんぱく質 6.1g
炭水化物 23.7g  (うち食物繊維:14.1g)
ビタミン・ミネラル カリウム:820mg
マグネシウム:110mg
鉄:2.8mg
亜鉛:1.4mg

※100gあたり、参考:カロリーSkism

ご覧の通りココナッツは鉄や亜鉛などのミネラルが豊富ですが、なんといっても魅力は良質な脂質、特にラウリン酸にあります。海外セレブがこぞって食す要因です。

ココナッツフレークの効果:脂なのに痩せやすくなる?!

ココナッツフレークに含まれる脂肪酸は、「飽和脂肪酸」です。悪玉コレステロールの原因になることで知られていて、身体に悪い印象がある方も多いでしょうが、飽和脂肪酸は、「中鎖脂肪酸」と「長鎖脂肪酸」とに分けられます。このうち、ラードやバターなど動物性の脂などに含まれ、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やすものは「長鎖脂肪酸」の方です。ココナッツに含まれている飽和脂肪酸は、「中鎖脂肪酸」の方で、こちらは速く分解・代謝されるため、脂肪になりにくい性質があるのです。更には体脂肪を減らす作用さえもあります。

ココナッツフレークの効果:脂なのに免疫がアップする?!

ココナッツを冬こそ摂りたい理由は、その中鎖脂肪酸の中でも、「ラウリン酸」と呼ばれるものがしっかり摂れるからです。

生まれたての赤ちゃんが初めて口にするごはんが、お母さんからもらう母乳ですが、その母乳に多く含まれているのが「ラウリン酸」です。生まれたてで、病原菌に対する免疫力がほとんどない状態のとき、このラウリン酸が赤ちゃんの免疫力をアップさせる大切な役割を担うのです。

大人が摂取しても同じように免疫力の向上が期待できます。特に口から摂取されたラウリン酸は、唾液に含まれる酵素によって「モノラウリン」という成分に変わり、さまざまな感染症やウイルス性疾患の予防が期待できます。風邪やヘルペス、インフルエンザ、そしてエイズウイルスにまで効果があるといわれています。

ウィルスに弱くなる冬場にしっかり補給したいですね。

ココナッツフレーク:美肌効果も期待できる!

冬はお肌にとっても、乾燥や寒さなど厳しい時期です。血行が悪くなっり、新陳代謝が鈍ることで、くすみや肌荒れを起こしやすくなります。そんなときにココナッツフレーク!

ココナッツフレークに含まれる鉄分は、身体に酸素を運ぶのに必要不可欠なミネラルです。補給することで、血行を促し、肌にしっかり酸素が届くようにします

また、亜鉛は、皮膚の新陳代謝を促す働きがあるため、肌のターンオーバーを正常化します。

 

夏のイメージを運んでくれるココナッツですが、実は冬に食べたいフィットな果実ですね!

エナジーオーツスナック チェリーココナッツ

エナジーオーツスナック チェリーココナッツ

おなじみの、血糖値をコントロールし、持久力をサポートする「オーツ麦」に、即効的なエネルギー源となる糖分としてトッピングしたのは、フルーティなチェリー果実とココナッツフレーク。

コーティングがなく、とてもジューシーで、爽やかな味わい。暖かい室内では、あえて冷蔵庫でギンギンに冷やしてから食べても◎!

エナジーオーツスナックについて詳しくはこちら

Photo credit: John Revo Puno via Visual Hunt / CC BY

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