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深堀:筋肉痛がある時のトレーニング


ハードコアトレーニーの皆さんなら誰しも、トレーニングの翌日に激しい筋肉痛に見舞われれば、「素晴らしいトレーニングが出来た」と満足感に包まれたことがあるに違いないと思いますが・・・

実際には筋肉痛とは

激しい筋力運動により、筋肉を構成している線維(=筋線維)や周りの結合組織に傷がつき、損傷した筋線維を修復するために白血球を中心とした血液成分が集まる。このとき「炎症」が起き、刺激物質が生産され、筋膜(筋肉を包んでいる膜)を刺激、それが感覚中枢を介し、痛みとして感じられる。
− つまり筋肉痛とは、傷ついた筋線維を修復する過程で炎症が起き、生成された刺激物質が筋膜を刺激して起こるもの。

とするのが現在の最も有力な説です。筋肉痛のメカニズムは、医学的にははっきりと解明されていないということには留意が必要ですが、この説だと、筋肉痛と筋肥大の関連性を説明することはできません「筋肉痛が激しい = 良いトレーニングが出来た = 筋肥大する」という方程式は成り立たないのです。

とは言え、ボディビルダーとして私は以下の疑問を感じざるを得えません:

「筋肉痛は筋肥大と関係ないにしろ、筋線維を修復する過程での炎症による痛みであるのならば、筋肉痛が起きているということは、該当部位が回復中である証拠なのではないのか・・・ならば、筋肉痛がある場合は、該当箇所のトレーニングを行わないほうが良いのでなかろうか・・・」

医学的にはっきりと解明されていないのなら、トップビルダーの実践方法を参考にするのが一番!ということで、ボディビルディングの国内外トップアスリート何名かに聞き回りました。そこで圧倒的に多かったのは、

その部位の日が回ってきたら、筋肉痛があってもトレーニングします

という回答でした。なるほど、よくよく考えたらアスリートとして当然の回答かもしれません。常に自分の身体と対話し、トレーニングをバランス良く組んでいるトップビルダーともなれば、日々のルーティンをこなす上で筋肉痛は大きな弊害ではないのでしょう。

「年だから筋肉痛が数日後に来るんだよ~」と巷でよく耳にしますが、同じ運動をした後の筋肉痛の出方に年齢による時間差は認められなかったとする調査報告もあります。

筋肉痛で一喜一憂するするのではなく、常に自分の健康状態をフィジカル・メンタルの両側面から包括的とらえ、自分にあったトレーニングメニューを実践するというのがフィットという結論に行き着きました。

 

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