2月24日日曜日、カルッツかわさきで日本初開催となったマッスルコンテストジャパンは大盛況の中幕を閉じました。プロを目指し、世界各国からエントリーがあった今大会では400名以上の選手が6つのカテゴリーに参加し、別会場では初心者向けの大会「マッスルゲート」やトレーニングセミナー、フィットネスに関わるブースの出店や商品の販売なども同時開催され、近年のフィットネスブームを象徴する“祭典”でした。終始、参加者そして観戦者のエネルギーが溢れていました。
そんなマッスルコンテスト でFitness in Lifeとしてブース出店させていただいただけでなく、Fitness in Lifeのスタッフは選手としてクラシックフィジークカテゴリーに出場し、準優勝しました!そのスタッフ、中村マリオ選手に、大会での学び、特に減量について話してもらいました。
大会当日まで、お取引先の方々、コーチ、職場(Fitness in Life)、友人、家族に激励、また応援いただき本当にありがとうございました。平素より応援いただいております皆様、会場までご足労いただきました皆様には、優勝という結果をお伝えできず不甲斐ないです。
ボディビル競技への参戦は2010年より9年間はドイツでしてきたので、今回初めていわゆる「ホーム」、日本での参戦となりました。ドイツで大会に参戦するのとは異なり、多くの関係者様にお越しいただけ、何が何でも結果を示したいという想いが一段と強かっただけに、悔しさが残りました。
1週間の平均摂取カロリー1日2000kcalなるようにし(Lowカロリー)、有酸素は1時間を日に2回行う(Highカーディオ)という手法をとりました。身体の負担が多く、かつ中々体脂肪が落ちない状態が続いたので、自分にはできないと思っていましたが、コーチやお医者さんの客観的な意見を取り入れて成功しました。本当に幸いなことです
腸内環境の改善を意識するということです。これは私の中でも新しい発見でした。
腸内の環境のメンテナンスは免疫機能への影響もさることながら、短鎖脂肪酸を排出し、脂肪酸の取り込みを防ぎ、結果肥満を防いでくれます。食事制限がある中では、特に意識的に食物繊維やオリゴ糖の摂取、人工甘味料や保存料を摂らないということを意識的に行う必要がありました。
この点では、エナジーオーツスナック やザイテンバッハのプロテインバーには大分助けられました。以前は減量中にエネルギー不足で全く動けなくなる日があったのですが、そのようなこともなく、食事制限の中でも身体は元気であるということを身を以て体感いたしました。
私の場合、プロテイン180g(除脂肪体重1kgあたり2.5g程度、720kcal)にしていました。他の競技者に比べると少ないかもしれませんが、プロテインの量よりも質にこだわった結果、減量末期までトレーニングでの筋力は十分発揮できていました(重量を最後まで増やすことができました)。人口甘味料は身体が酸性に傾く原因となりますが、身体の酸性度が高いと筋肉へのタンパク質同化が抑制されるという研究結果があるので、添加物を摂らないことを徹底しました。
炭水化物は日によって増やしたり減らしたりしましたが、1日平均200g程度(800kcal)。エナジーオーツスナックを食べるのが毎日の楽しみでした。効率的なエネルギー源となり、適度な甘みでリラックスできて食欲も満たされました。残りのカロリーは脂質となります(480kcal、53g程度)。
これで減量のコツが掴めたので、次回はもっといい仕上がりにさせます。今年10月12日にドイツで開催されるGNBF全独選手権に参戦したいと思っています。