HUMANMUSICのフラッグショップとして昨年オープンしたストリートファッションショップ”nodus”。池袋を中心に様々な方面で活躍する彼らの集大成とも言えるこのショップは、池袋の駅から少し離れた、まさに「リアル」な池袋ライフが味わえる通りに構えられています。通りの中にしっとりと馴染みながらも、どこか凛とした空気感を放ち、店内には、今のHIPHOPの最前線を感じさせるファッションアイテムから、音楽やアートなどのライフスタイルアイテムが揃います。
HUMANMUSIC代表のRAIZENさんにお話を伺いました。
どんなブランドを目指しているんですか?
ダンサーも、格闘家も、ラッパーも似合うような、そんなストリートブランドを目指しています。
デザインはどなたがされているんですか?
HUMANMUSICのアートワーク、デザイン、全部一人でやってくれているJALって男です。もう本当にこのパソコン一台で、アートにしてくれたっていうか。ココ(nodus店内)にいま飾ってあるのもそうなんですけど、イベントの写真だったりも、全部JALが撮ってくれていて、ずーっと俺たちの活動を形にしてくれています。最近はBOCKYとかDJ DAIが、手描きでライブペイント等もやっているので、またちょっとアートの幅は広がってきました。
今後どんなショップにしていきたいですか?
今ビジネスとして捉えて本気でやっていて、お店を構えた時点で腹をくくって熱中してやってます。
ビジネスもHIPHOPだと思ってるし、なんか、それができたらカッコいいかな、って思ってて。アメリカはHIPHOPもビジネスになっていて、みんな”make money”なんて口揃えて言うのが普通になっているけど、b boyってパワー、エネルギーあるやつ多いと思うんで、それをいい方向にもっていけたらなって。だから、ラッパーとかダンサーとか周りにいっぱいいるから、そんなことができるんじゃないかなって思って、ココ(nodus)で繋がりある仲間の服とかおいて、エネルギーを集結させて、拡散していけたらいいな、っていう、そういうカンジですね。
実店舗を構えるとか、腹をくくるっていうのは本当に勇気がいることですよね。
店舗を構えるにあたっても、いい話、いい物件の話を持ってきてくれたのは、実は仲間だったりして、本当にいいタイミングだったんですよね。それがちょっと前のタイミングだったら、断っていたと思うんですよ。「いいよ、今は音楽だし。」みたいな。
あ、コレ(nodus)をはじめる前は、ストリートでやってたんですよ。池袋西口駅前にスピーカー持って行って、まさにコレ(nodusに飾っている写真を指差して)、ストリートでやってる最中なんですけど、ラップしたり、CDとか売ってたんですよね。絵とかも展示、ライブペイントもやってて。でもそのときから、コレ店でやりてーな、って思うようになってきてて。で、ちょうどタイミングだったんですよね。
みんなで(内装を)塗ったんだよね。みんなが無償で手伝ってくれたんですよ。nodusの内装は業者頼んでないんです。コレ(nodus中央に設置してある机)も木を買ってきて、自分たちで作ったんですよ。
だからアイデアと情熱で作った店なんです。みんなの支えがあって。
nodusホームペーシのブランド紹介でも「絆」という文字が目を引きますが、RAIZENさんのお話を伺って、実際にショップに行ってみて、その意味がすっと入ってきました。通りに馴染みながらも凛とした独特の存在感を醸し出せるのは、この「絆」あってこそ。見た目だけのおしゃれさとは確実に違います。彼らの空気感を味わいに、そして最新のかっこいいアイテムをゲットするためにも是非一度訪れてみたい、フィットなショップです。お話を伺ったRAIZENさんや焚巻さんはじめ、HUMANMUSIC所属アーティストがショップに立っているということですので、実際に貴重なお話を伺うこともできます!
■ NODUS
〒171-0052 豊島区南長崎3-5-1
TEL:050-1529-7061 MAIL:info@nodus-tokyo.com
定休日:月、火、第一金曜日
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