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焚巻


fitnessinlife.comは、”fitness” (フイットネス) の本来の目的である「ちょうどいい状態・調和のとれた状態を目指す」のためにヒントとなるような情報を配信するために発足したサイトです。ここでは、そんな自分にとって「ちょうどいい」を見つけ、それを体現している「フィットな人」をご紹介させていただきたいと思います。

話を伺ったのは、池袋を拠点に活動するラッパーRAIZENさんと焚巻さん。今回は、前回フューチャーしたRAIZENさんが代表を務めるHUMANMUSICに所属する焚巻さん。話題のラップのフリースタイルバトルをテーマにした番組「フリースタイルダンジョン」(テレビ朝日)でも早口高速ラップを武器に輝かしい成績を納めるなど、若くして確かな存在感を放っています。

声へのいたわり

フィジカル面でのこだわりは?

takumakiやっぱりRAIZENくんが言うように、二日酔いがいつもより長かったりとか、酒をガーって飲んだあとの精神状態があんまり良くなかったりとか、ハードに遊んだあとの浮き沈みを少しずつ体で感じ始めました(笑)

それからRAIZENくんに教えて貰った、アミノ酸をライブ前に飲んでみたりしてますね。アミノ酸を飲むのが自分の中で結構流行り出してて(笑)僕の場合ジンクス的に飲んでるんですが、不思議と飲んだほうが噛まない気がするんですよ。普段よく噛むので(笑)

何かトレーニングなどはしていますか?

特にはしてないんですけど・・・ライブ前にベロのストレッチをやるようにしてます。自分でもやる前よりもやった後の方が声が通るように感じています。

口の中で、ベロを一番手前まで伸ばして。それを5秒やって、今度は内側の喉仏の方に伸ばす。それも5秒やって、あと右、左って同じように。喉が硬くない方がしっかり声が出るって噂で聞いて、それでベロのストレッチだけは必ずやってますね、ライブ前に。これもジンクス的な所があるんすけど(笑)

あとは、マスクしたり、喉のケアとして生姜にはちみつ、龍角散とか、お手頃だけど効くって感じたことは出来るだけ体調に合わせてやってます。

 

「『人』としての部分が実はいちばんHIPHOP」

ラッパーとして活動する中でこだわっていることは?

ネットやTV、色々とメディアが増えていますが、やっぱり「現場」だなって。

入場料を払って見に来た人に、その倍記憶に残るライブがしたいーライブ後、汗びっしょびしょになってるような(笑) 特に意識して無いですが、あえて言うなら現場にこだわって活動してます。

現場にこだわる理由は、お客さんがお金を払って見に来ているから?

【RAIZENさん】

REIZEN TAKUMAKIいや。っていうよりは、焚巻自身が現場を楽しむんですよね。ライブだけサクっとじゃなくて。まあその、県外に呼んでもらう機会が増えた、そこでカッコつけてゲスト面してライブして、もうライブ終わったらホテル帰ることもできるけど。でもやっぱり、そこでしか味わえない温度っていうのがあるのと、そういうのを感じながら産まれていく音楽もあるから。そういった部分での「現場を大事にする」っていうことだと思いますよ。

【焚巻さん】

一晩じゃ足りねーよってなる位、DJプレイ聴いたり、バーカン(バーカウンター)前で熱く盛り上がったり、常に刺激を貰っています。

そして、どの街にいっても、「本物」の人がいるんですよね・・・

身近な所だと、地元の隣町の坂戸って所に行かせて貰う機会があって。その街の顔役の方達も来ている、そんなパーティーでした。その人が何やってたかっていうと、クラブの前のゴミを拾ってたんですよ。「自分たちの居場所は自分たちで守れよ。」ってその人の姿勢にくらいました。

自分自身まだまだですが、姿勢とか、そういう「人」としての部分が実はいちばんHIPHOPなんじゃないかな、と思っています。自分たちは表現するってことをやっているし、人としての部分を、いろんな街にいって、色んな人に会って、いつも気付かされます。そして何より仲間に気合い貰います。

 

「街がカッコいいって、つまり人がカッコいいってこと」

焚巻くんも地元は池袋?

地元は今も住んでいる川越です。

池袋に行き始めたきっかけは、昔あった「マダムカラス」と「池袋ドアー」っていう2つのクラブです。中学2年のとき、はじめて行ったクラブが「マダムカラス」で、「池袋ドアー」で初めてレギュラーイベント「LIFE」に出ました。そこでRAIZENくんの仲間でもあるBANくんや、春日部のTKくんっていうラッパー達に出会えました。未だに現場を盛り上げているラッパーです。

takumaki2そこからCLUB bedで遊んだりライブさせて貰ったりするようになるんですけど、かかってる曲やライブが毎回格好良くて。bedに出るためにそのイベントのスタッフやったり、集客手伝ったりして、確か半年とか一年とかした後に初めてbedでマイクを掴めました。

とにかくHIPHOPを肌で感じたのが池袋でした。純粋にカッコ良かったんですよ。自分はよそからの人間ですけど。街がカッコいいって、人がカッコいいってことだと思うんですよ。すっげーカッコいい人たちがいて、でその中で池袋bedと出会って、HUMANMUSICと出会って。J.RやDAIにも出会えて。

今は地元川越にも格好いい同い年が居るので刺激し合っています。

 

今後の目標は?

いろいろ考えてきたんですけど・・・(RAIZENさんの話の後)むずいっすね(笑)

HUMANMUSICで、ツアーに行きたいです。もう日本全国をまわりつづけるっていう。

あとはやっぱり、ひとりは寂しいっすね。やっぱみんな、刺激しあえる、尊敬できる人たちとHIPHOPをやっていきたいです。

 

 

■ 焚巻 ディスコグラフィー

  • ALBUM: JACKPOT ROCKERS (J.R) BLACK SUN (NewjackSkillz)
  • NEW RELEASE MIX TAPE: HUMANRADIO NODUSMIX (焚巻×DJPENNY)

『絆とは人と人との結びつき。出会いは運命…そこからの歴史が絆となる…。』HUMAN MUSICが仕掛ける話題のFDL企画「HUMAN RADIOシリーズ」から遂に正規Release作品が登場!! 6月上旬入荷予定、予約受付中 disk union / http://diskunion.net/sp/clubh/news/article/1/58873?dss_mode=sp

 

■ レギュラーイベント情報

  • THA INSIDE:毎月第1金曜日 @池袋CLUB bed
  • Impression:偶数月第1土曜日 @中野heavysick ZERO

 ※その他焚巻さん出演イベントはこちら

 

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