Nutrition

ザイテンバッハ プロテインバーを深掘り!「オリゴ糖」について


こんにちは、中村マリオです。ボディビルディングは、その名の通り「カラダを作る」競技です。普段から24時間体制で、筋肉のパワーアップ、脂肪燃焼(減量)、健康の維持のために、トレーニングだけでなく栄養摂取の仕方や超回復のための効果的な休息の取り方について考え、実践しています。ボディビルダーとしてザイテンバッハ プロテインバーも重宝しています。自然由来の原料のパワーが発揮されるように考えられた素晴らしい商品です。今日は「フラクトオリゴ糖」をご紹介します。

腸内細菌を整えるという減量アプローチ(2)の記事でも書かせていただきましたが、もう一度。
オリゴ糖にもいろいろ種類(ガラクトオリゴ糖、乳果オリゴ糖、イソマルオリゴ糖など)がありますが、ザイテンバッハ プロテインバーに含まれるのはフラクトオリゴ糖。
フラクトオリゴ糖は一般的に知られるオリゴ糖の機能をほぼ兼ね備えており、数多くの研究実績を有しています。フラクトオリゴ糖の効果は、、、

1. 善玉菌を増やす

フラクトオリゴ糖の最大の魅力はなんと言っても”腸内の善玉菌の栄養素となり、善玉菌を増やす”役割です。
大腸には数100種類、100兆個以上の細菌が棲んでいると言われます。その中には、人のためによい働きをする、ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌、逆に悪い働きをする悪玉菌および日和見菌がいることが知られています。

2. 体脂肪燃焼の促進

フラクトオリゴ糖の摂取により腸内の善玉菌が増え、短鎖脂肪酸が増加し、腸内のpHが下がり、悪玉菌と有害物質の生成を抑制します。
腸内に悪玉菌おける勢力を強めると日和見菌は悪玉菌に加担しやすくなり、食事から取り込まれるエネルギー量が増え、肥満に結びつきやすい体質となってしまいます。
短鎖脂肪酸は脂肪の蓄積を減らし、代謝を活発にして肥満を防ぐという働きがあるだけでなく、腸の蠕(ぜん)動運動を活発にする働きがあります。

3. ミネラルの吸収促進

短鎖脂肪酸が生成による大腸内のpH低下はミネラルの溶解性が高まり、粘膜細胞が通過しやすくなり、カルシウムやマグネシウムの細胞への吸収を促進します。カルシウム、マグネシウムは血液に入って骨などの材料となりますね。
尚、乳タンパクもカルシウムを溶けやすい状態に保ち、小腸からのカルシウムの吸収を助けます。
ザイテンバッハ プロテインバーには乳タンパクも含まれています。まさに相乗効果ですね!

4. 免疫力の改善

腸の蠕(ぜん)動運動は便秘を改善するだけでなく、自律神経を整え、免疫力を高めることにも関わっています。

5. 血糖値が上がらない

フラクトオリゴ糖は分解されずに大腸まで到達するため、摂取後も血糖値はほとんど上昇せず、インスリン分泌への影響も認められません。
現在、オリゴ糖は一定量、毎日摂り続けることで効果があることがわかってきています。
従ってフラクトオリゴ糖は毎日摂り続けたい食品です。その際は1日最低でも3gは摂取することで効果が得られることがわかっています。
3gとはバナナ10本分、トマト13個分、にんにく12玉分、玉ねぎ6.5個分の摂取が必要となりますが、
ザイテンバッハ プロテインバー 1本で完璧に網羅出来てしまいます。
1日1本のザイテンバッハ プロテインバーは減量中である、ないに関わらず普段からのコンディショニングにもってこいのスーパーフードと言えるでしょう。
尚、フラクトオリゴ糖は野菜や果物にも含まれる成分のため、妊娠中の方や乳幼児でも安心してお召し上がりいただけます。ただし、乳幼児には、量を控えめにして様子を見ながら摂取しましょう。
フラクトオリゴ糖.jpg

1個結びついたもの●-▲-▲ ケストース
善玉菌をすばやく増やす

2個結びついたもの●-▲-▲-▲ ニストース
広範な善玉菌の栄養となる

3個結びついたもの●-▲-▲-▲-▲ フラクトシルニストース
さらに広範な善玉菌の栄養となる

フラクトオリゴ糖の特徴は、これら3種のオリゴ糖が持つ効果により善玉菌のバランスの良い栄養となる源となる点にもあります。

 

参考:Fiberfacts.org – “Chicory Root Fiber, Inulin, Oligofructose And Fructooligosaccharides (FOS)”