新年を迎え、気持ちを新たに、「今年は◯◯するぞ」と士気も高まっている方は多いのではと思います。私も個人的に成し遂げたいこと、去年できなくて後悔していることなど多いので、今年こそはと思っています。ただし、闇雲にやるぞと息込んでも、無理をして途中で挫折してしまったり、できない自分に嫌悪感を抱いたり・・・そこで、米ビジネス雑誌incに、目標の立て方について面白い記事が掲載されていたのでご紹介します。
目標は書き出してシェア!
大人になってから、年始に書き初めをすることは減っていまったかもしれませんが、実は目標を書き出してシェアするだけで、目標を達成する確率が高まるそうです。ドミニカ大学のGail Mathews博士の研究によると、目標を書き出すことで、達成率が44%も向上、さらにその目標をシェアすると、達成率が78%も向上するという結果が得られたとのことです。ちょっと恥ずかしいですが、書き初めをし、さらにSNS等でシェアすることが有効ですね。
目標は3つまで!
意欲に燃える年始は、目標をたくさん設定しがちですが、そうなると手に負えなくなり、集中力を失っていきます。すべてを優先事項にしてしまって、優先事項がなくなったって状態ですね。経営者のリーダーシップコーチにあたるGordon Tredgold氏によると、目標は3つまでに絞るべきだそうです。少ない感じがするかもしれませんが、大きな目標は、自然とたくさんの小さな目標に分かれていきます。3つ以上の目標を設定してしまうと、目標が小さい目標に分かれていったときに、達成すべき目標が多すぎて手に負えないという結果になります。ともかく、集中力を失わないようにする必要があります。
目標はS.M.A.R.T(スマート)に!
昨今やたらと耳にする「スマート」ですが、ここでいうS.M.A.R.Tとは、
大胆な目標でも、達成可能である必要があります。例えば、「月に行く」とか、宇宙飛行士でもない限り2017 年の目標にしても意味がありません・・・ 達成不可能な目標を設定してしまうと、フラストレーションが高まり、やる気がなくなるだけです。高い目標でも、あくまで現実的なものでなければなりませんね。
また目標は、自分の戦略やビジョンと強い関連性を持っている必要があります。たとえ「月に行く」という目標を達成できたとしても、宇宙関連の仕事についているか、よっぽど月マニアでもない限り、「で?」で終わってしまう危険がありますよね。
さらに、目標はできるだけ明確にし、いつまでに達成するかという期限を明確にします。そうすれば、達成するための計画をきっちりと立てることができます。たとえば、「昇進」って目標を半年で達成するのか、1年かけて達成するのかでは、立てる計画も変わってきます。
そして目標を測定可能にしておけば、
- 達成したかどうかが明確になる
- 進捗を管理して、スケジュールが遅れはじめたとに、調整できる
- 進捗を管理して、どのくらい進んだのか、あとゴールまでどれくらいなのかを把握し、やる気を継続できる
というわけですね。
そこで、この場を借りて、私は以下を目標に精進することを宣言いたします:
1)スクワット週4回に100回/日!(健康維持のためです。朝やったほうが効果が高いので、毎朝今より10分早起きするって目標も含まれます。)
2)4月1日までにtwisted grip DEADLIFTをマスターする!(趣味のポールダンスの力技です。全身の筋トレ&ストレッチが要求されます。)
ビジネス目標は・・・決算終わってから具体化させますw
みなさまも、フィットな目標を設定して、2017年をすばらしい年にしてください!
参考:
If You Want to Achieve Your 2017 Goals, Follow These 3 Tips|Inc. by Gordon Tredgold
Inc.:
起業に役立つ情報、運営、ファイナンス、リーダーシップ、マネージメント、営業、売上、テクノロジーなど、経営者のみならず、重要なポジションについている人々に非常に参考になるアメリカのビジネス雑誌。
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