筋トレしないからたんぱく質は十分とってます、お魚やお肉好きなので余裕です、たんぱく質食べ過ぎは太るし・・・そんな風に思っているあなた、ちょっと待って!
厚生労働省が発表する食事摂取基準では、一般成人の1日あたりのたんぱく質の推定平均必要量は、0.72g/kgと算出されています。つまり、体重50kgの人なら36g、体重70kgなら50.4g程度ということになります。
36gのたんぱく質は、例えば以下のイメージです:
・卵 約6個分
・鶏胸肉(皮なし) 約115g(1.3人前)分
・牛肉ステーキ 約130g(1.5人前)分
・さんま(塩焼き)約2.2匹分
・豆腐 約450g(1.5丁)分
結構量多いですよね。「たんぱく質=筋肉」のイメージがありますが、たんぱく質は髪の毛や爪、肌だけでなく、ホルモンや酵素、免疫物質をつくりだす材料でもあり、日々新陳代謝しています。ですので誰もがしっかり補給する必要があるんです!
さらに、運動をした場合には、1.5〜2g/kgまで増やすべきとされています。体重70kgの方だと140gにもなります。卵なら実に23〜24個分、鶏の胸肉だったら約700gにもあたります!
運動をすると、筋たんぱく質の分解を伴う筋細胞の損傷が引き起こされるので、しっかり補充してあげないと筋合成が促進されず、パーフォーマンスが向上しない他、疲労回復もできないからです。
ちなみにたんぱく質は、最も太りにくい栄養素として知られています。たんぱく質を処理するために多くのがエネルギーが必要とされるからです。
「プロテイン(=たんぱく質)を摂取すると太る」というのは、根も葉もない都市伝説なので、踊らせられないように!
お魚が好きな方でも、たんぱく質量が足りない場合には、咀嚼に便利なプロテインバーや、純度の高いプロテインパウダーを組み合わせると便利ですね!しっかりしたたんぱく質摂取が、フィットなライフスタイルの基本!
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