「健康リテラシー」とは、若々しく、いきいきと暮らしていくための必要な知識とスキルを指します(一般社団法人 日本健康生活推進協会より)。
この「健康リテラシー」をはかる「日本健康マスター検定」を主催している一般社団法人日本健康生活推進協会は、 約10,000人の一般生活者を対象に調査を実施しました。健康知識に対する日ごろのスタンスをきき、 さらに具体的な健康常識の正誤問題も出題しています。
皆様は出題された下記13問の健康常識問題について、◯か×か、答えられますか?正解はページ最後に記載しています。(もっとも、科学の進歩や新たな研究によって正解が今後変わる可能性もあると思いますが・・・)
- 高熱を下げるために額を冷やす
- 鼻血が出たら上を向いて首筋を叩く
- エコノミークラス症候群には水分補給が効く
- AED(自動体外式除細動器)は服の上からおこなっても問題ない
- 30歳未満の人が人間ドックを受けても意味がない
- 酸素運動は20分以上続けないと意味がない
- 歯間ブラシは使ったほうがいい
- 毎日8時間の睡眠が健康に適している
- ウォーキングはアルツハイマー防止になる
- 糖質制限により集中力の低下を招くことがある
- 女性の妊娠・出産は35歳からリスクが高まる
- 人の健康状態は、まわりの人にも影響する
- 長時間残業は心筋梗塞のリスクを高める
大切なのは、 「情報を取得、そして正しく選択」すること
調査を監修した順天堂大学医学部総合診療科の福田洋准教授は、 「実は医者こそが、 病気を未然に防ぎ、 いざ病気になったときには理想的な治療が行えるよう、 一般の方々の健康リテラシーが向上してほしいと願っている 」と言います。
Web上にメディカル・ヘルスケア領域を扱うキュレーションメディアも増えているなか、 いい加減な情報は身のリスクにもつながりかねません 。 正しい知識を選び、 活用できるための健康リテラシーの習得がいま、 日本全体にとって喫緊の課題である、 と日本健康生活推進協会は考えているとのことです。
「日本健康マスター検定」は、 2017年2月26日に第一回試験が実施されます。 その後6月、 10月にも試験実施を予定しているとのことです。 ご興味のある方はチェックしてみてください。
正誤問題正解
1.× 2.× 3.◯ 4.× 5.× 6.× 7.◯ 8.× 9.◯ 10.◯ 11.◯ 12.◯ 13.◯
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