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今夏チェックの映画「疑惑のチャンピオン」


こんにちは!artです。今夏必見、公開が待ち遠しい映画をみつけたのでご紹介します!7月2日より全国公開する「疑惑のチャンピオン(原題: The Program)」です。世界最高峰の自転車ロードレース、「ツール・ド・フランス」を7連覇した英雄、ランス・アームストロングのドーピング疑惑を追ったものです。

注目ポイント1)奇跡の選手、ランス・アームストロング

Lance Armstrong(ランス・アームストロング)は、1971年生まれのアメリカ人自転車プロロードレース選手です。デビュー直後の1993年に、20代という若さで、生存率50%以下の癌を発症したにもかかわらず、賢明なリハビリとトレーニングにより、奇跡的に復活。2005年に一度現役を引退するまでに、この7連覇という偉業を達成した、まさにヒーローでした。ところが、このあまりに奇跡的な復活劇に対してドーピングが疑われます。映画では、そんなアームストロング選手の、一人の選手のひたむきな姿と、その裏で渦巻く勝利に貪欲なアスリートの内面が見られるはず。

注目ポイント2)ロードレースというスポーツ

ツール・ド・フランスは、「史上最も過酷なスポーツ」と称されています。例えるならば「泥土で荒れたラグビーグラウンドを全力で50,000往復するようなもの」とのこと。実際に観に行くことは難しい方が多いと思いますが、この機会に大画面で、その険しく、果てしない、スリリングなレースを体感してみたいですね。

注目ポイント3)ドーピング問題と、その裏の人間性

最近でもロシアのスポーツの組織的なドーピング問題が上がっていますが、

「運動能力向上薬物について、検査で陽性反応が出たことは一度もない」

ランス・アームストロングはこう、何度も繰り返し強調しました。事実、生涯で500回にも及ぶ薬物検査を受けており、その中でただの一度も陽性反応が出たことはありません。

なのになぜ、疑惑をもたれたのか・・・そして、もし本当にドーピングの手を染めていたとしたら、いったいどういう過程でそのような判断に至ったのか・・・結局2012年、全米アンチドーピング機関(USADA)は、1998年8月1日以降の記録を全て抹消し、アームストロングに対し、「永久追放」宣告を行っています・・・早く映画を見てその背景を確認したいですね。

注目ポイント4)実力派のキャスト

  • 監督:度々アカデミー監督賞にノミネートせれており、西部劇『ハイロー・カントリー』(98)ではベルリン国際映画祭銀熊賞(監督賞)を受賞している、名匠スティーヴン・フリアーズ、
  • 主演(アームストロング役):「ローン・サバイバー」や「X-MEN:ファイナル・ディシジョン」に出演したベン・フォスター
  • アームストロングのドーピングを疑う、サンデータイムズ紙のスポーツ記者、デビッド・ウォルシュ役:映画のほか、ブロードウェイの舞台劇でもトニー賞にノミネートされるなど、多才なクリス・オダウド

 

ロードレースに興味のない方でもきっと楽しめるフィットな作品だと思いますので、来月は是非、映画館に足を運んでみましょう!

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